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2008/06/05(木)12:43:48
立ち上がることで抜重。。でもホント?
先日、沈み込み荷重についてayim的な考えで記事を作りました。今回はその続きの立ち上がり抜重です。
立ち上がることで荷重を弱め、エッジの切り替えを行う。というアレです。
実際、僕もレッスンでは同じ様な説明をしています。
そこで今回も、立ち上がり抜重についてまたまたayim的な勝手な理論(?)によって分析してみようと思います。
題して、立ち上がることで抜重。。でもホント?
立ち上がる前には、沈み込んでいなくてはいけない。これは前提ですよね。。
そして重心を上に上げるために必要な運動は、立ち上がる。こと。
つまり地面を押しつける。というか蹴りつけるから重心が上に動くんですよね。
この動きをしない限りは重心は上には上がりません。
重心を動かすためには足場があって、そこに力を与えられるから重心が動きます。
極端な例で言えば、無重力なら脚を曲げても伸ばしてもその場からは動けないんですよ。(足場がないから)つまり、重心は動かないということです。
じゃぁなんで、立ち上がり抜重なんていう動作が行えるんでしょうか?
立ち上がっている最中は、重心が上に動いているので、足場が必要です。
つまり、内力的に言えば抜重はしていません。どころか内力的には荷重です。
この足場を使って、重心をボードの角づけに対して垂直ではなく、斜面に垂直に移動することでクロスオーバーが行われます。
クロスオーバーによって角付けが弱まれば、ターン性能が減りますので、遠心力(正確には雪面抗力かな。。)は減り外力は弱まります。
内力的には荷重だけど、外力が弱まっているので結果として抜重。
(角付けが弱まるとボードの挙動は不安定になるので内力的にどんなに荷重していても抜重されている気がします)
ってことは立ち上がり抜重じゃないじゃん。
そうですね〜。内力的に言ったら無理な感じ。。
でも立ち上がりきった時、または立ち上がり運動を止めた時は、内力の荷重効果は無くなり、かつ雪面抗力も減少しているので抜重効果が大きいと言えます。
実際は、抜重による切り換えと言うよりも、重心を上げることによる雪面抗力の減少、回転運動から解き放たれた慣性力によって切り替えていると言えると思うんですけどね。。
運動効果から言ったら、エッジ切り替えポイントに向かって徐々に立ち上がって行き、立ち上がりきったところでエッジがパタンっと切り替わるのが理想的なんじゃないのか?なんて思ったりしています。
でもこれは現在立ち上がり系としている運動とはタイミング的にかなりの違いが出ます。
実際、このような滑りを僕自身何となくやってみることもありますが、今までとは感覚が違うんですよね。
力のタイミングは立ち上がり系だけど、見た目はほとんど抱え込み系のような感じになります。
(映像に残しておけば良かったですね。。)
運動に関しては、どうしても感覚的になりやすいですが、物理的に考えると「う〜ん。」と悩み込むことがあります。
実際は、楽しくスノーボードができればそれで良いんですけどね。。やっぱりインストラクターとしていろいろな考えを身につけておくということは大切なのかも知れませんね。。
でも普段のレッスンで、こんなことを説明することはないなぁ〜(^-^)
講義でやったら面白そうですね。
ちなみに僕はもともと理系の人間ですが、物理はあまり好きではありませんでした。。(^_^;)
なるべく正しい物理で考えているつもりですが、専門家ではありませんので、僕自身の中にも誤解があったりするかも知れませんが、何か気付いたことがあったらコメント下さいね。。<(_ _)>
投稿者 ayim : 2008/06/05(木)12:43:48
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コメント
立ち上がり系に関しては特に今シーズン考えた種目
でもあります。とくにショートターン立ち上がりですね
去年までは、どうしても立ち上がり抜重すると圧が抜けてしまい、抜かないように滑るとプレスショートに
なってしまいました(自分の動画)
なので今シーズンはA級受験ってのもあって、いかに
運動指定である立ち上がり切り替えと、圧を抜き過ぎない効果的な滑りにするには?って理論的にもいろいろ
考えて自分的に分かった方法が立ち上がり抜重って
意識を完全に無くし伸ばし加重をして立ち上がり運動
を見せるようにしたら立ち上がりながらも、しっかり
足場(面圧)を感じながら立ち上がり切り替えを
出来るようになりましたね。
そういう意味ではayimさんがいう立ち上がり系って
よりも抱え込み系って言われる意味がわかります^^
投稿者 T6 : 2008年6月 6日 04:19
はじめまして。たびたび拝見させて頂いております。
先日の沈み込みとあわせて理解する事ができました。
この切り口では立ち上がり系と沈み込み系は運動は同じだけど、
そのタイミングがターン弧の角度で90度のズレが有ると言う事だと思います。立ち上がり系ではターンのマックス以降が伸ばしながらの加圧、抱え込み系ではターンスタートから。
しかし無重力だと足場が無いというのは違うと思っています。宇宙飛行士は宇宙船の内部を移動しているとき宇宙船内部の何かを蹴ったり押したりして移動してた記憶があります。
T6さん>
ども。
結局は見た目の運動よりもどういう意識で運動しているのか?という方が大事なんだと思います。
その結果抱え込みとか立ち上がりとか運動の違いよりもどこで荷重して、どこで抜くのかということをしっかり意識していれば必然と無駄な動きが無くなって、効率が良くなるんだと思います。
NORIさん>
はじめまして。
そうですね。物理的なこと、内力や外力などを総合的に考えるとそういう感じになります。
実際は、その他、雪質・斜面・雪面抵抗・空気抵抗・筋力などいろいろな要素が絡んでいますので、ALL OK!!にはならないんですけどね。。
ちなみに、
無重力状態では、宇宙船自体が足場になってます。
壁を蹴ることで船を押すことになりますが、その反力で飛行士は移動できます。
船外に出てしまうと重心を動かす方法がありません。だから宇宙飛行士は、必ず命綱を付けています。
さらに、
無重力空間で、平泳ぎをしてもその場から動けないし、上半身を大きく上下に振ると下半身も動いてしまうのでその場で回転します。(これを偶力と言います)
投稿者 ayim
: 2008年6月 8日 02:04