国立公園や山岳地帯だとそのエリアを案内するための認定されたネイチャーガイド、登山ガイドがいることがあります。
尾瀬国立公園も存在します。
詳しくはわかりませんが、尾瀬ヶ原や尾瀬沼などの非山岳地帯をメインに尾瀬の自然を案内する尾瀬自然ガイドと山岳地帯の尾瀬登山ガイドがいるそうです。
登山ガイドになるためには、自然ガイドであることが必要のようで、ガイドを取得しようと思ったら、まずは自然ガイドを取得するというのが流れのようです。
仕事上尾瀬で働いていますので、色々な意味で取得することにデメリットがありませんので受験してみようということになりました。(もちろん、勉強しなければいけないことはデメリットとも言えるか。。)
学科試験は、先日合格していましたので、次は実技試験ということで、その前に事前講習を受けることになりました。
まずは、講師の方の模範ガイドを観察。。
「お、おもしろい。。」
生徒という立場ではなく、単純にツアー参加者のような雰囲気で知らなかった尾瀬を教えてもらったような感じがしました。
天気予報が悪すぎたせいで、鳩待峠にはほとんど誰もいません。
いよいよ出発!
最初は、講師がデモンストレーションしながら説明をしていただきました。
葉っぱの上のイクラ。。タマバチの卵が入っている虫こぶとのこと。。「へー」
で、ちょっと調べてみたら、タマバチがミズナラの葉に卵を産みつけ寄生します。
その部分の組織が異常発達してできるそうです。
卵はこの中にあるそうですが、このまま剝がれ落ち越冬して翌春に孵化するらしいです。
しかもミズナラの場合は必ず葉脈上にできるそうで、葉脈から栄養分を補充しているのでないかと思われます。
山の鼻手前にある鼻子さんという木(種類はカラマツかな)
顔を横に向けると中間あたりに鼻の穴のような造形が。。。自然って不思議。。
降雨直後なので鼻水が垂れたような感じになってます。
その後は、講習受講者が順番でガイドトレーニングしながら進んでいきます。
悪天候が予想されていましたが、尾瀬は不思議と天候に恵まれ、講習を忘れて尾瀬を楽しみました。
今日から試験本番、台風の影響でスケジュールの変更があるようですが、知識が技術が増えるというのは自己満足かもしれませんが楽しいものです。
試験ではありますが、楽しんで受験できそうです。