日本百名山96-98座目 塩見岳-間ノ岳-北岳


【塩見岳/間ノ岳/北岳】南の北縦走(96-98/100)

【山名】 南アルプス 塩見岳-間ノ岳-北岳

【山行日】 2018/8/30(木)-8/31(金)

【登山口】 鳥倉 【下山口】 広河原

【距離】31.65㎞

【時間】30:34

残っていた南アルプス北部をどうやって制覇しようかいくつかの案がありました。

1.鳥倉までマイカーで行き塩見岳を日帰りピストン。翌日(?)に広河原から間ノ岳までを日帰りピストン

2.鳥倉まで行けるバス(またはタクシー)に乗れるところまでマイカーで行き、北岳まで縦走し公共交通機関でマイカーまで戻る

現実問題、1泊2日で縦走だけならまだしもマイカーまで戻ることを考えるとかなりの難問でした。

こんな無理な行程の中、下山後大宮で呑み会があってできれば昼には下山したい。っていうハードスケジュール。。

いろいろ調べた中でお金は掛かるが可能な方法が一つ。

北沢峠の起点となる仙流荘から鳥倉までのシェアタクシーの存在。

くわしくは、マルモタクシーホームページで。。

タクシーで鳥倉まで行き、縦走して、広河原-北沢峠-仙流荘へバスで戻ることができます

方法はこれしかないかな。。。そこでシェアタクシーを予約するわけですが、仙流荘5時出発で鳥倉到着時間から考えると6時半山行開始か。。。しかも、平日だから他に乗客もいないから高額になるし。。

だったらいっそのこと、シェアタクシーにせず希望の時間に迎えに来てもらうことにしようと相談したら。。

OKということで、なんと仙流荘に3時半に来てもらいました。深夜料金も加算され、なかなか良い金額となりましたが、時間には代えられません。。ということで5時には山行開始となりました。

乗ってきたタクシーが帰っていきます

マルモタクシーさん。運転手さん。無理なお願いをありがとうございました。

鳥倉駐車場は、満車状態。。いや満車かも。

マイカーで来ていたらアウトだったかも。

鳥倉登山口。。山行スタートです

まずは、通行止めですが車道歩きです。

結構な距離があります。

林道からの登山口。。ここまで車で来れたら楽なのにねぇ~

再スタートの気分でいざ。

こんな標識があります。山頂じゃなくて三伏峠小屋まで。。

柵付で安心!

まぁ~コースタイムは参考までに。。

手作り感が凄い!

もう少しで三伏峠だ

まだ静かでひっそりしていました。ちょっとだけ休憩して先へ

塩見岳かなぁ~

塩見小屋到着。

時折、雲に巻かれます。が晴れ間も出て良い感じ。

塩見岳西峰!2人ほど休まれていました。

続いて、東峰!

東峰の奥に富士山が!

ちょっとの休憩の後、熊の平へ向かいますが。。。

なんか、危険なところに飛び込んでいくような。。

富士山はやっぱりカッコイイ!

はじめ見た時に、何のことか分からなかった。。幕営禁止岳と名付けます。

北岳方向かなぁ~

稜線の右側の山ですが、なんとなく人影に見えません?視界にたまに入り、「巨人!」って数回振り向きました。

稜線を通りますので、アップダウンがありますが、平坦な場所もあります。

山頂まで大した時間はかからそうですが、スルーします。ところで何と読む?「しんじゃばつざん?」

人面岩。。

まだ、あるなぁ~

熊の平小屋到着

食事はおいしかったですが、まさかの洋食。。(笑)

翌日、

間ノ岳-北岳経由で昼までに広河原に着くためには。。。暗闇の中スタート。。

きれいに割れてますねぇ~

三峰岳に到着

ハイマツがあって道になっている所は分かるのですが、ハイマツが無いところは全く見えません

どこで朝食を食べるか悩みましたが、暗闇の中三峰岳でちょっと休憩。昨日買ったおにぎりだけど。。まぁいっか。

三峰岳から間ノ岳方向へ進みながら、周りが明るくなってきました。

で、間ノ岳到達!ここまで誰にも会いませんでした。視界は悪いし、それどころか強風というか暴風です。。

とにかく何も見えませんので、先に進みます。

なんて書いてある?

多分、「ゴミモチカエレ」だと。。

何も見えないんです。。

分かっているのは、北岳方向に向かっているという事実のみ。。

で、山頂到達!北岳山荘からは数名の方とお会いしました。

ここまでも、暴風に次ぐ暴風。。25-30m/sくらいあったと思います。

奇跡的に北岳山頂は風の影響を受けにくいのか、ちょっと落ち着いていましたが。。それでも10m/sくらいはありましたけど。。

で、あまり滞在することなく、北岳からの下山を開始します。ルートは八本歯のコル経由の大樺沢です。最短ルートですしねぇ~

下り階段はしごではちょっと渋滞します。

途中、登る方と結構すれ違いました。。悪天候予報もあるのに。。さすが北岳って感じなのかな?

広河原に到着!

北沢峠を経由して、仙流荘に戻りました。

いやぁ~長かった。一泊二日ですが、なんとか予定通り戻って来れました。

天気が良ければ最高でしたが、間ノ岳、北岳ともに視界0という残念な結果に終わりました。

リベンジしたい気持ちもありますが、なかなか来れないだろうなぁ~と思いながら後にしました。


About katashinar

平成27年4月群馬県片品村に移住。昭和48年1月生まれ。42歳(平成27年4月現在) 春〜秋は、尾瀬観光タクシーで尾瀬国立公園に来るハイカーをタクシードライバーとしてご案内してます。 冬は、ホワイトワールド尾瀬岩鞍のK'sスノーボードスクールでインストラクター兼校長業をしています。 主に、片品村村民として、片品村での生活や尾瀬国立公園の雰囲気、タクシードライバーとしてのご案内などをしています。

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