日本百名山90座目 飯豊山


ヤマレコ【飯豊山】もったいな飯豊!日帰りは。(90/100)

【山名】 飯豊連峰 飯豊本山

【山行日】 2018/7/31(火)

【登山口】 小白布 【下山口】 小白布

【距離】20.69㎞

【時間】12:41

 

群馬県片品村からは、登山口までおおよそ5時間。前日の仕事が終わって早々と準備を済ませ出発。

途中道の駅で仮眠しながら3時頃登山口近くの駐車場に到着。

駐車場は、登山口の先200mくらい先に10台くらい停められます。この時点で5台くらい停まっていました。多分前日から入山されていると思われます。

山行開始は5時を計画していましたが、山行が長い山なので準備ができたら開始しようとのんびり準備を始めました。

数分後、一台の車が駐車場に入っていきました。まもなく声を掛けられて、「一人で不安だから付いて行って良いか?」という提案です。年齢的には僕より少し上かな?と思われる女性でした。

どちらにせよ、暗い中の山行はそれ程急ぐわけではないので、この申し出を受けて途中まで一緒に登ることにしました。

となると、のんびり準備するわけにもいかず、早々準備して予定より1時間早い4時前に駐車場を出発しました。

ヘッドライトを点灯し登山口までは車道を歩き、数分で登山口に到着

登山口にはこのような警告看板が。。

禁止とは書いてありますが、ガイドブックにも記載されている登山ルートの一つです。緊急車両用の林道になっていますので車両通行止めという意味かな?と勝手な解釈をしつつ登っていきます。

 

程なく、夜が明けて見通し良い場所では周りの山々が見えてきます。

山ナビアプリをみると磐梯山のようです。

 

1時間半くらいで川入登山ルートからの合流点になる横峰に到着。ご婦人とはここでお別れしました。

 

単独行になってからは、とりあえず自分のペースで進みます。

非常に歩きやすい登山道でグングン進みます。

 

水場である秀峰水では三国小屋ご主人とお会いしました。なんでもまとまった雨が降らず近くの水場が枯れたため水を汲みに来たそうです。で、三国小屋はどこにあるかというと。。あの山(三国岳)の山頂です。

遠い。。遠すぎる。水汲みにここまで来なければいけないとは。。片道1時間くらいの距離です。。本当にご苦労様です。

 

飯豊本山がどれなのか分かりませんが、地図上からはあの山の向こう。。

先は長いなぁ~なんて思いながら進んで行きます

 

土の登山道から岩が多くなってきました。

決して登りにくいわけではありませんが、先が長いので無理せずゆっくり登ります。

 

天気が良いので快適そうですが、風が少ないので結構暑さにやられます

 

鎖場を撮ろうとカメラを構えた瞬間に、空の青さにうっとり。。

 

剣ヶ峰

歩いているとここが剣の形をした頂なのかはよく分からないんですけどね。。

 

にしても結構な登りです。

 

三国小屋に到着。

ご主人はいません。(水汲みに行ってますから。。)

 

右側の稜線を伝った奥の山かな?さらに奥の残雪が残っているのは大日岳だと思われます。

 

がっちり固定されているハシゴ

ハシゴに奥行きが無いのでちょっと足が掛けにくいんですよね。上のハシゴは使わないで左側が登りやすいです。

 

残雪も結構残っているんですね。

 

分岐も少ないですが、距離の割に案内は少ないかな。。

 

大日岳方向は結構雪を残す山なんですね。。

 

山頂か?と思いますが、本山小屋があるピーク辺りのようです

 

勾配が急に緩くなってきました

 

水場分岐にこんな案内と依頼が。。

ってことで、ペットボトル2本分協力しました。

 

本山小屋前

 

で、一気に山頂です。

残念ながら山頂からの眺望はありませんでした。

 

下山中、切合小屋辺りからの下山ルートです

一番奥が三国岳。。遠すぎます。

 

で、一気に下山して林道終点です。緊急車両はここまで来れるのかもしれません。

 

登山口

 

登山後の楽しみは「いいでの湯」

5時過ぎると300円になります。

 

ってことで、日帰り登山としては最難関の一つになる飯豊山日帰りピストンでした。

往路は天気が良く、山頂では視界不良、復路は曇り優勢で山頂での景色が見られなかったのがちょっと残念でしたが、お腹いっぱいになるくらい歩きました。

ゆっくり温泉に入りたかったですが、帰路も長いので汗を流し軽く浸かったくらいです。あまりゆっくりすると眠くなるし。。

三国小屋、切合小屋、本山小屋となんとなく良い感じの距離感で山小屋があって小屋泊山行にはとっても良い山ですね。

平日の午後近くになってもどんどん人が上がってくるのもうなづけます。

水場が多いルートですが、雨が降らないと水も枯れてしまうようで、長い山行ですからそれなりの準備は忘れないように。。という感じですね。

 

当たり前ですが、帰路も5時間かかります。

途中で少し仮眠をしつつ、金精峠を超えて群馬県へ。家まで普通ならあと30分。。がつらかった。

実際はここから2時間かかりました。10分運転して45分仮眠みたいな。。

夜が明ける前の3時頃自宅に到着。そして、着替えてそのまま出勤。。トータルで考えるととんでもない山行です。

まぁ~出勤後すぐに仕事があるわけではないので2時間くらい寝れるかなぁ~

 


About katashinar

平成27年4月群馬県片品村に移住。昭和48年1月生まれ。42歳(平成27年4月現在) 春〜秋は、尾瀬観光タクシーで尾瀬国立公園に来るハイカーをタクシードライバーとしてご案内してます。 冬は、ホワイトワールド尾瀬岩鞍のK'sスノーボードスクールでインストラクター兼校長業をしています。 主に、片品村村民として、片品村での生活や尾瀬国立公園の雰囲気、タクシードライバーとしてのご案内などをしています。

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