技術記事どころか、更新もままならない今日この頃ですが、webレッスンが届いていましたので公開します。
webレッスンも有料化するなどと言っていましたが、結局何も出来ないままシーズンインしてしまいましたので、とりあえずは現状のまま続けていきますね。
今回のwebレッスンは、かくちゃんさんです。
昨シーズン1級を取得、C級イントラ認定を受けて今シーズンB級インストラクターを目指しています。とのこと。。
それでは、行ってみましょう。

＜バーン状況と滑走意識＞
人工雪のアイスクラッシャーですのでザラメ雪でしたがバーンは思ったよりしまっておりました。
斜度は傾斜面で１０度を切るぐらいでしょうか？
ロングターンのカービングでシーズン初めということで立ち上がりを意識して運動要素を見せようとして滑っております。
B級インストラクターを目指しているということですので、その辺を踏まえてちょっと厳しめにアドバイスをさせていただきます。
混雑しているバーンということを考えればよく滑っていると思います。
が、立ち上がり運動が上方向に行き過ぎていて運動によるエッジの切り替えの効果が出ていないようです。
表現としての立ち上がりではなく、立ち上がることでエッジの切り替えを行うという基本的な運動を意識したほうが良いです。でなければ、何のために運動をしているのかが分かりませんよね。
立ち上がったときにボードがフラットになるのではなく、次のエッジに乗り換えられるようにクロスオーバー（重心移動）をするようにしてみると良いでしょう。
また基本的なポジションですが、後ろ肩が下がり、後ろの腰（右腰）が常に下がった状態でターンが行われています。
いわゆる後ろ踏み状態になってしまい、ターン前半のノーズの捕らえができないバランスとなっています。
これでは、急斜面で谷回りでの前足への重心移動が出来ないため暴走する可能性が強いと思います。
常に前肩が下がるような。。。常に前腰が下がっているような基本ポジションを意識したほうが、スムーズな重心移動がしやすいので、ポジションの修正を心掛けてみてください。
シーズン初めでもしかしたらかくちゃんさんの本来の滑りではないのかもしれませんが、今回の動画を見る限りで気になった部分を指摘してみました。
何か気になる部分がありましたら、コメントをお願いします。