ゴールデンウィークに行った動画撮影会の動画です。。
モデル（？）はpeckhamさん。。
斜面はバイオレットコースで中斜面です。
ベーシック系のロングターンです。。
まぁ～とりあえずは動画を見てみましょう。。

本来はもう少し長い映像なのですが、前と後ろ部分をカットして短めにしています。。
まず、気になる部分というとヒールからトゥーへの切り換えでクロスオーバーの意識が少し足りないこと。これの原因になっているのが、切り替え直前の目線だと思います。ヒールサイドの後半部分は良いのですが、切り換えを意識した途端、目線がフォールラインに移動し結果として内側への傾きとして影響してしまっていること。
重心がターン内側に入ってきていないためにどうしても運動しにくいバランスとなってしまい、谷回りではボードがフォールラインに向くまで待ってしまう傾向にあります。
しかしながらローテーションを防ぐためちょっと外向方向に上体を向けているので必要以上の内倒にならずに済んでいます。
その後、その外向がターン後半まで残ってしまって、今度はトゥーサイドへの切り替え時にひねりとして残ってしまっているのが残念です。
抜重時にひねりがあると、ボードの向きが変わってしまうためズレが生じやすくなります。結果としてヒールサイドでは谷回りが小さくなるという傾向にあります。
この滑りは、特に検定を意識して滑っていたわけではないと思いますが、全体に運動が腰に集中してしまっていて、脚のストロークが無駄になってしまっていますのでその辺も意識していけると良いでしょう。。
ってことで、webレッスンチックな解説です。
実際には、撮影会の夜に本人にはアドバイスしてますけどね。。