ショートターンの事。。。2


なんと二年前に書いた記事にコメントが。。。(・o・)
ショートターンの事。。。
古い記事まで目を通していただいてありがとうございます。
現在、インストラクター実技検定受験に向け、練習を行っているのですが、ダイ
ナミックカーブショートが理解できず悩んでおります(T T)
どうしてもキレてしまい、暴走ぎみに…..
スノーボード教程(DVD)を見ると「スピードコントロールには、スイング操作が
有効。テールスライドを使ってボードを回し込みながら….」との解説はあるので
すが……….
このスイング操作とは、前足の回旋動作、前後足のタイミングをずらすことで発
生するボードのトーションによってスライドさせると考えるべきなのでしょうか?
?あるいは、全く別の方法なのか…..
ayimさんは、ダイナミックカーブショートでのスイング操作について、どうお考
えでしょうか?
何かしらのアドバイスを頂けたら幸いです。
では、ダイナミックカーブショートのayim的勝手な理論で解説します(*^^)v


dynamic-carve.jpg
青い●は重心位置。黒い線は、重心の軌道。赤い線は、ボードの軌道です。
1.切り替え直後
 抱え込んだ状態でクロスオーバーが行われ、重心はボードの軌道より谷側にあり、感覚としてはボードが山にあるように感じられる
2.方向付け期
 前脚を加圧しながら伸ばしターン弧の方向付けをおこなう。ノーズが重心から離れていくような感覚。重心が離れるのではなく、ボードが離れるということが大切。
3.荷重期
 後脚を伸ばしターン中盤、両足で加圧する。今まで、重心より山側にあったボードが重心の真横にくる。ボードのたわみを感じること。
4.抱え込み期
 荷重期が終わり次のターンの切り替えを始める場所。前脚から抱え込んでターン弧を仕上げる動作。この時、3での荷重の反発を感じられることを意識する。前脚の力を抜くからボードが重心の下に来ると感じられると良い。この辺が荷重期のマックスになる人が多い。。
5.切り替え期
 両足が抱え込まれエッジが開放しクロスオーバーが行われる。直後ボードが山側に感じられるようになる。
とこんな感じです。
1、2ではボードは山側に感じ、3では真横、4では谷側に感じますので、感覚としてボードが重心の軌道を追い越していく感じを得られます。
ご質問のスイング操作ですが、
2→3で後脚を伸ばすときにテールがスライドできます。もちろんしなくてもできます。
3→4で前脚を抱え込んだときテールがスライドしやすくなります。
基本的に、内傾が弱ければボードがズレ、強ければキレるわけですから、切り替え直後に急激な内傾を取ってしまうと、ずれにくくなってしまいます。ターン中盤でマックスの内傾になるようにすればその前後でスライドしやすい状態ができます。
またその時にローテーションを用いればもっとスライドしやすくなるはずです。
が僕自身はあまりローテーションを使わないようにしています。。だってズレちゃうし。。(^-^)
強い内傾の中でローテーションを使うのは悪くないとは思いますが、ずれないでしょ。。
僕は、スイング操作を用いるよりもボードのたわみを感じながらなるべく深回りをすることでスピードコントロールすることを意識しています。。
深回りでフルカーブは難しいから、どっかしらでずれてるしね。。自分からスライドする意識がないから動きに不自然さがないし。。
自分からローテーションを使おうとすると、ずらそうとしている身体の動きが見えるのでいまいちな感じもします。
僕自身のダイナミックカーブの感覚ですが、いかがでしょうか?
両足同時操作はキレるかズレるかのどちらかになりやすいし、ターン弧の形成がしづらいと思っています。
ダイナミックカーブに悩んでいる方。。。ちょっと試してみてはいかがでしょうか?
言葉だけで説明するのは難しい。。ですね。本当は直接滑りを見ながらアドバイスできればもっと良いんですけどね。。。
まぁ~非公認ブログスノーボードスクールなんで、これくらいのユルさが丁度良い感じがしますけどね。。

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