トーション。。。


hanaさんよりコメントを頂きました。
カービングでトーションを使うイメージがはっきりわかりません。フレックスはたわみで感じやすいと思いますが、トーションまで上手く使えることで質の高いターンになるのでしょうか?ターン中のいつのタイミングでどういう足の(体のなど)使い方と板のたわみ方とか、上手くかけませんが、何かわかることありましたら、いろいろ参考にさせてください。よろしくお願いします。
トーションですかぁ~


トーションとは、ボードの捻れ(ねじれ)の強さを表す言葉で、トーションが固い、とか柔らかいと表現します。
トーションで滑りの質も変わってくるのですが、いまいちはっきりしないですよね。
まずはトーションについての基本を。。。。
トーションが固いとボード自体が捻れにくくなります。つまり、ターンをするためにボードを立てた時、ボード全体が立ちやすくなります。結果カービングがし易い状態になります。
しかし、ボードがカービングし易い状態とはいえ、実際にそのボードが乗り易いとは限りません。それは、操作している人がそこに自然に乗っているかどうかは別ですからね。
カービングする上で、不必要な捻りはボードがずれる原因になります。が、全く捻らずに滑走するというわけにもいきません。
また、トーションが柔らかいと捻りに対しての柔軟性が高くソフトな乗り味になりますが、ボードのトーションに合わない捻りをすると、ボードが強く捻られて、ずれが発生し易くなります。
hanaさんの質問で、トーションを上手く使うことでターンの質の高いターンが出来るかどうかですが。。。
トーションは使うとういよりは、ボードのトーションに合わせた滑りをする。または、自分の滑りに合ったトーションの板で滑る。という方が、適切かもしれません。
ターンのどこでトーションを使うとか。。。ということはないと思います。
自分の技術が向上し、カービングの質が高まってくると、ボードの性能を重視するようになります。もっとカービングするためには?もっと急斜面で安定させるためには?そう感じるようになって初めて、トーションについて考えるようになります。
確かにトーションが固いとカービングし易い性能があります。
しかし、自分のスタイルに合わなければ乗りづらいと感じます。
でも、乗り続ければ少しずつ慣れてきます。
どうやって自分の滑りを修正していくかは難しいですが、レッスンに入るのもその一つだと思います。そして良く考えること。
トーションが固い板ならあまり身体の捻りを使わずに内傾と荷重で滑るようにすれば、角付けの助けになります。
柔らかい板なら捻りを使ってコントロール重視のスノーボードが楽しめます。でも柔らかいと急斜面や高速滑走時はボードがぶれ易くなりますよね。
また、ブーツとの相性もあります。
トーションが固いのに柔らかいブーツだと身体を捻ってもボードが反応しないという状況も考えられます。
全てがそれぞれの道具と滑走技術のバランスですよ。と言ってしまえば、その通りなのですが、それでは納得できませんので、参考までに。。。
トーションの影響が出る部分は、
1.ターンの切り替え時
2.ターン中
です。(合わせたらターン全部ですけど。。)
1.2.それぞれで、身体はあまり捻ってないのにボードのずれが多いと感じれば、トーションの固めの板をおすすめします。(カービングの状態で。。。)
トリックなどもする場合は、柔らかめが良いですよ。
その板の性能に合わせた滑り、その板の性能を発揮する滑りそんな滑りがしたいものですよね。
追伸:思いつくままに文章を羅列してしまったので、分かりづらかったらごめんなさい。読み直しましたが、何となくイマイチな気がしてなりません。。。

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