JSBAデータ
2005年度シーズン現在、日本スノーボード協会の会員ってどれくらいいると思いますか?
そして、インストラクターってどれくらいいるんだろう。。。
JSBAのホームページのデータとその他のデータを集めてみました。
日本スノーボード協会は、1983年に発足。
その後、順調に会員数を増やし続けて2000-01シーズンに会員数のピークである27731名となります。
その後減少傾向となり、2005-06シーズン。
ついに、2万人を割り込み、19323人となっています。
なかなか、減少に歯止めが利かず、これからも減少が続くことが予想されます。
この数が多いか少ないかは、比較のしようがありませんが、国単位の単一スノーボード団体としては世界最大であると聞いたことがあります。
各地区協会の会員数と比率は。。
北海道 1492人 8%
東北 1768人 9%
関東 6039人 30%
中部 2496人 13%
東海 2417人 13%
西日本 4155人 22%
学生 956人 5%
ほほう。
関東地区は会員数は多いですね。やっぱり人口の差ですかね。
次に西日本ですか。。。西日本はエリアも広いので納得できますね。
2005-06シーズンは、
A級インストラクター 64名
B級インストラクター 209名
C級インストラクター 310名
が誕生しています。
ちなみに
A級検定員 9名
B級検定員 20名 ( ← 内1名は僕です(爆) )
C級検定員 75名
が誕生しています。
今シーズンの有資格者の総数は、7078名(A~C級インストラクター)だそうです。
ここから先は、関東地区のデータしかないのですが、
A級インストラクター検定2回開催 受検者計 73名 合格者計 10名
B級インストラクター検定5回開催 受検者計 392名 合格者計 70名
A級検定員検定2回開催 受検者計 5名 合格者計 2名
B級検定員検定2回開催 受検者計 12名 合格者計 8名
C級検定員検定2回開催 受検者計 37名 合格者計 18名
という結果でした。
合格率など出しても、何の参考にもならないのですが、
あえて。。。
A級インストラクター 13.7%
B級インストラクター 17.9%
A級検定員 40.0%
B級検定員 66.7%
C級検定員 48.6%
問題は、ここからなのですが、
7078名の有資格者の内、実際にスクールに所属しているインストラクターは何人くらいいると思います?
なんと1822名だそうです。約25%。
つまり、インストラクターの4人に3人は、資格だけを持っていて、スクールでインストラクターとしての活動はしていない。ことになります。
う~ん。この数はちょっと頂けないですね。
インストラクターは、協会の代表としてスノーボードの発展と普及に寄与して欲しいですね。
インストラクターという資格は、その為の資格であって欲しいと心から感じるデータです。
インストラクターという資格を、スクールという場面で指導を通して生かして欲しいと思います。
今シーズンB級インストラクター検定に携わった時、面接官もやりましたが、
無所属の人は、「B級インストラクターを取得したら、所属します」と殆ど全ての受検者が言います。
この結果から見ると、面接をやり過ごすための方便なのかもしれませんね。
スクールに所属したからといって、練習が出来なくなるわけではないし、
スクールという環境は、決して悪い環境ではないと思うんですよね。
これからインストラクターになろうと志している人!
今、資格は持っているが所属はしてない人!
スクールに所属して、インストラクターとして資格を生かしてください!
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