超難問。。。。

yuuさんから。。。
私はゴーグル+ネックウォーマーで顔を完全に覆い隠しているのですが、ネックウォーマーを
ゴーグルと顔の間に挟む為、時間が経つとものすごく曇るんです。
~(中略)~
ゲレンデでたいていの人はネックウォーマーでフルフェイスにしてるのに、皆曇らないんでしょうか?
実に疑問です。
それとも何か曇らない秘策が??
ゴーグルが曇らずフルフェイスにできる方法があればどうぞ教えて下さいませ。
う~ん。これは非常に難問です。


はっきり言って、分かりません。(おいおい!)
でも、これでは記事にする意味がありませんから、分かる範囲内での対策を考えてみますか。。
まず、なぜゴーグルが曇るのか?ということですね。
それは、結露という現象が起きているからです。
結露とは、飽和水蒸気量に達した気体がさらに冷やされることによって水滴となることです。
飽和水蒸気量は、気温によって変化し、気温が低いほど飽和水蒸気量は低いので結露しやすくなります。
氷水の入ったコップの表面に水滴が付く現象と同じです。
コップの周りの空気が冷やされて飽和水蒸気量に達し、水滴となってコップに付着したんです。
中学校くらいで習いますよね?
では、冬のゴーグルではどのような事が起きているんでしょうか?
ゴーグルの中の空気が飽和水蒸気量に達し、冷気によって水滴となったんですね。
では、なぜゴーグルの中の空気が湿気を帯びてしまうんでしょうか?
まずは、汗。そして呼吸ですね。
スノーボードに限らず運動をすれば体温が上がり汗をかきます。
ゴーグルの中の皮膚からも当然発汗が起こり湿度が上がります。
また、yuuさんはネックウォーマーをしているので、ネックウォーマーの中でも発汗や、呼吸によって発生した湿気がその上にあるゴーグルの中に入ると思います。
湿度が上がれば、飽和水蒸気量に達します。
外気が低くても、飽和水蒸気量に達します。
つまり、飽和水蒸気量に達しなければ、結露はしません。(曇りません)
だから、その方法を考えれば良いわけですよ。。。
まずは、ゴーグルそのものが持っている機能があります。
1.コーティング
ゴーグルのレンズには曇り防止加工が施されています。この加工はレンズに水を吸収する皮膜を作り水滴になることを防いでいます。
皮膜なので、布で強く拭き取ってしまうと剥がれてしまい。コーティングの効果がなくなってしまいます。
曇ったら、レンズ拭きで擦るのではなく、水滴を吸わせるように当てる方が良いです。
また、よく乾かすこと。これでコーティングは復活します。それでもダメだったら寿命かもしれませんね。
2.ベンチレーション
ゴーグルの中の空気がこもらず、換気がスムーズに行われれば、曇りにくくなります。
ベンチレーションとはその空気の流れを作るゴーグルに付けられた吸排気口のことです。
曇りにくいといわれるゴーグルは必ずこのシステムが付いています。
中には、気温にあわせて給排気口の開閉ができる弁が付いているものもあります。
雪が降ったときに、給排気口が雪で塞がってしまうような位置にあるゴーグルは要注意です。
ベンチレーション機能が働かず、余計曇ってしまう。ということもあり得ます。
3.ダブルレンズ
ゴーグルのレンズを二枚重ねてその間に空気の層を作ります。空気は熱を伝えづらいので冷えた外気の影響を受けづらくなるため曇りにくくなります。シングルレンズは基本的にお勧めできません。
レンズを二枚重ねるので色付きのレンズだと少し視界が暗くなってしまいます。
これが、ゴーグルに備わっている機能です。
だから、まずゴーグルの選択をするときに、この三つの機能が備わっていることが大切です。
その上で、出来ることがあればさらに効果が出るはずです。
方法としては、
熱い滑りをしない。汗をかかない。(おいおい。。)
気温が低いときは滑らない。(おいおいおい。。。)
ゴーグルが曇ったら滑りを止める(っておい。)
でも、実際どうしたらいいですかね。
しかも、ネックウォーマーをしている。。。。
今回は、さすがに超難問です。
僕はネックウォーマーを使わないですからねぇ~
このブログを見ている人で、
「こんなことしてます」とか「こうするといいよ!」っていうアイデアがあったらみんなで共有しましょう!
僕ももうちょっと考えてみます。
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