webレッスン T6編 ~ミドルドリフト~
かな~り前に届いていたA級イントラを目指すT6さんのwebレッスン動画です。
インストラクター検定の種目のミドルドリフト立ち上がりです。
バッジテストを受験している方は馴染みがないですが、カービング系とは違い低速種目なので理解していれば難しくはないのですが、なかなか練習をしない種目なので検定ではかなり難易度の高い種目となっています。
受験者の多くは何となくやってる方も多いのかもしれませんね。
それでは、webレッスンを開始~!
<バーン状況>
このバーンもまずゲレンデ状況は18度程度で雪質は、春雪(4/30)でちょうど撮影時は
午前11時くらいで天気も良くてダラダラの不整地です。
ちなみに、このバーンは実際A.B級イントラ検定で使用されたミドルドリフト
の検定バーンです。
18度ということなので比較的斜度があります。低速種目としては難しいですよね。
しかし、低速種目だからといって必要以上に減速する必要はありません。
斜度に合わせたスピードで問題はありません。
(斜度に合わせたと言っても、重力に任せて滑走してはいけませんよ)
必要以上に減速すると、どうしてもターン後半の斜め横滑り部分が多くなってしまうのでスムーズなターン弧を作れなくなります。。
また、必要な運動として、
上下運動(立ち上がり系だから当然!)・ズレに対応する姿勢(外向運動)・ズレのコントロール・ポジショニングがあります。
その辺を踏まえて動画を見てみましょう。
上下運動に関しては、スムーズですしタイミングも良いので問題は無いでしょう。
ズレに対応する姿勢ですが、やっていることは間違いありません。
が、特にフロントサイドは動きのスムーズさが無く、ターン中盤で外向姿勢を作った後にスッと戻してしまうので動きの連続性を失っています。
動きがスムーズでないということは、ボードへの働きかけもスムーズでないということになりますので、ズレや弧に不均等さが出てしまいます。
T6さんの場合は、内傾が強くなってしまうためにボードの角付けが強くなってしまっています。
これにより、ズレのコントロールではなくカービング要素が強くなる要素になります。
実際にカービングをしているわけではありませんが、カービング要素が強ければいくらズレていても、減点要素になります。
また、ポジショニングで言えば、ターン切り替え時にクロスオーバー要素が強いです。
結果としてボードのズレを作るというより、切り替えを主眼に置いているので、内傾が強くなりドリフトのポジションとしては弱く見えてしまいます。
(特にフロントサイドが強いです)
切り替えてもボードの上にもっと居られるような感じに出来ると良いです。
と、こんな感じですかね。
あと、プレターンはいらないと思います。プレターンをすると1ターン目が慌ただしくなりますから。。。
ロングターンでは必要ですけど、ミドルターンで必要とは言われてないので無くても大丈夫です。
昔はドリフトもロングターンだったので、その名残からプレターンをする方が多いのかもしれません。
バーン状況も良くありませんが、その辺を踏まえても合格点は難しいか。。。。なと。
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