ミニ掲示板に質問が。。


僕自身、このブログは何度もチェックはしているのですが、まずトップページを見るとミニ掲示板が目に付きます。
一週間前から質問が来ていることには気付いていましたが。。。。
はじめまして。tzと申します。
今年Aイントラ受験予定なのですが、ロングターンで疑問があります。
切り替えからフロントにかけてなのですが、重心を谷方向に落としつつ、板をたわませながら捉えるのは力が働く方向が逆だと思うのですが、どうでしょうか?
フロント前半から圧をかけたいのですが、何かいい練習方法などはないでしょうか?
重心の落下を意識すると板はたわまず、とらえを意識すると内傾が取れません…
このブログを始めて、質問の内容がドンドン高度になっていきますよね。。


まずは、tzさん初めまして。
Aイントラを受験頑張って下さいね。
質問の内容としては、
切り替え後は重心は落下しその時はボードは重心から見れば山側にあります。山側にあるボードをどうやってボードをたわませる(ボードに圧を与える)のか?そもそも与えられるのか?
与えられるのであれば、じゃあどうやって?ってことですよね。。
これは確かに技術を高めていく上で必ず通る疑問だと思います。
僕も昔はこんなの無理だよ。。って思ってましたから。。(^^)
ayim的な理論で説明してみます。。
ボードを押すためには、何をすれば良いんでしょうか?
荷重?上下動?
確かにそれも必要ですが、もっと考えなくてはいけないのは
「作用・反作用の法則」です。運動の第三法則です。
何かを作用させればその反作用が発生し、それは等しい力である。というもの。
じゃあもう一度。
ボードを押すためには、何をすれば良いんでしょうか?
平地で立ち上がり系の運動をイメージしてみましょう。
荷重をするために、重心を下げますよね。
この時
   重心  ○
       ↓
   地面 ーーー
       ↑
ちょっと分かりづらい図ですが(^_^;)、
重心が下がる動き(作用:↓矢印)が発生すれば、地面がそれを支える力(反作用:↑矢印)が発生しバランスを取ります。
この時の反作用は↑矢印であることを考えてみてください。
これって荷重されているんですかね?反作用は地面を押す力ではないようです。
逆に
   重心  ○
       ↑
   地面 ーーー
       ↓
重心を上げる動き(作用:↑矢印)が発生すれば、地面がそれを支える力(反作用:↓矢印)が発生してバランスを取ります。
この時の反作用は↓矢印ですよね
これって荷重されていると思いませんか?
地面は、アスファルトのような不動の物と考えれば、足場があって重心を離せば、その反作用として地面を押す力が発生する。ということです。
これはターン中のスノーボードでも同じで、足場があり重心を離すような運動を行えばその反作用として、ボードを押す力が発生するはずです。
実際の斜面上では
物体は、全てフォールライン方向に流れていきます。
横滑りや直滑降は、フォールラインに進みますよね。。
逆に斜め横滑りやターンはフォールラインには進みませんね。これはフォールライン方向に落ちようとしている物体に何らかの力が働いて、進む方向が変わってしまっているからです。(サイドカーブや雪面抗力等が原因となりますね)
つまり、フォールライン方向に動くことを妨げる力が存在する。ということ。
それが角付けで、足場を作る一つの要因となります。
足場が出来ていれば、作用反作用の法則は生まれますので、足場から重心を離せばその反作用として、ボードを押す力が生まれます(足場が出来て無くても法則は成り立っていますが。。。)
    \
     \
     ←\→○ 重心
       \ 
        \
         斜面
さらにわかりにくい図ですが、(切り替え後だと思ってください)
切り替え後に、重心を離せばその反作用(←矢印)が発生し斜面を押す力として生じます。
が、重心は斜面下方向に落下していますので、それほど力のはいる状況ではありません。。
ちなみに
    \ ○ 重心
     \↑
      \ 
      ↓\ 
        \
         斜面
ターン後半ならば、こんな方向なので足場もしっかり、重心も落下しているわけではないので反作用も効率よく発生します(つまり、ボードをしっかり押せて良くボードがたわみやすいことを表しています)
つまり、角付けをしっかりと行い、重心をボード(雪面)から離していけば、荷重がされるということなんですよね。
谷回りでは、角付けもしづらく、遠心力も少ないのでボードを押せている感じは少ないのですが、しっかり意識をすればボードは押せている。。と考えます。
以上は外力的な要因ですね。
また、重心を離すだけでなく脚の力の入れ方でもより大きな荷重は可能なので運動の質を変えたり、スピードを変えてみたるすると谷回りの感覚も変わってくるかも知れませんよ。。。(これは内力的な要因ですね)
確かに意識することは大切なのですが、感じにくいだけなんです。
少しずつでよいですよ。。すこしずつ感じれるようになれば良いと思いますよ。。。
こんな感じで分かりますか?
お絵かきソフトなんかで、もうちょっと分かりやすい画像を作れれば良いんですけど、さすがにそんな時間はありません。。
ちょっと難しい内容なので、
説明などわかりずらかったら、コメントを残してくださいね
※※非公認ブログスノーボードスクールからのお知らせ!※※
あなたもwebレッスンを受けてみませんか?滑走動画を大募集中!。。。かも?webレッスン受講の方法!
人気blogランキングへblogranking2.gif   ← さぁ。。押して!!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください