続けてきました。。(^_^)
今度はB級受かりたいさんから。。。
name: B級受かりたい
comment: こんにちは。
このサイトをいつも楽しみにみています。
よくショートターンで言う、1軸、2軸とは何かが良く解っていないので、教えてもらいたいと思い書き込みました。
1軸、2軸というのは、ショートだけなんですか?
またどのような時にはどっちがいいなどあるのでしょうか?
現在B級を受けているのですが、検定は2軸で滑る?
今はもう1軸はないとも聞いたのですが・・・
指導教本には出ていないのに、どこでその情報がのっているのかもわからなくて質問しました。
では。。今回はインタビュー的な感じで。。
>このサイトをいつも楽しみにみています。
ayim(以下a):そうですか!ありがとうございます(^^)
>よくショートターンで言う、1軸、2軸とは何かが良く解っていないので、教えてもらいたいと思い書き込みました。
a:一般的にここでいう軸というのは重心の移動方向を表す仮想のラインです。
一本の軸で滑るか、二本の軸で滑るか。それを1軸、2軸と言っています。
通常、滑走するときはフォールラインは一本ですよね。。
ショートターンした時に、そのフォールラインから重心を外さないように滑ると1軸ショートターン。
それに比べて2軸とは、線路のようなイメージです。二本のレールがあってターン毎にレールを乗り換えて滑る感じです。
>1軸、2軸というのは、ショートだけなんですか?
a:そうですね。主にショートターンで使います。ロングターンでは使いません。意識をする上でミドルターンくらいで2軸と表現することはありますが、1軸のミドルターンという表現はありません。。(する人居るのかなぁ。。?)
>またどのような時にはどっちがいいなどあるのでしょうか?
a:それぞれメリットデメリットがあります。
1軸はハイスピードを表現できる。小刻みにすることでテンポが速い(リズム感がある)事ですが、そのままデメリットになり、スピードコントロールがしづらく、急斜面では難しい(暴走と紙一重)。荷重抜重が曖昧になり運動を表現しづらい。
2軸はターン弧の調整幅が大きい。ターン弧によってはしっかりと荷重抜重の運動が出しやすい。これも、スピード感が表現しづらく緩中斜面では減速してしまう。雪面抵抗が大きく高いバランス能力が必要である。
>現在B級を受けているのですが、検定は2軸で滑る?
a:斜面状況に合わせるべきだと思います。上記の利点を踏まえて技術を表現できる滑りを選んでください。検定員が何を望んでいるかを予想し表現できると良いですね(これはかなり難問)。
難しい方を選択すれば、当然リスクも大きいですから、この点も注意しなくてはいけませんよね。日々の練習で、バーン状況に合わせた滑り、また、難しい方の滑りも体得しておくと滑走能力も上がりますよね(さらに難問)(・0・)
>今はもう1軸はないとも聞いたのですが・・・
a:そんなことはありません。緩斜面を2軸で滑ったら止まってしまいます。先に言いましたが、テンポ良くスピード感を表現するなら1軸なので必要な技術だと思います。
>指導教本には出ていないのに、どこでその情報がのっているのかもわからなくて質問しました。
a:確かに。。だから、検定では1軸だろうと2軸だろうと滑りによって点数が変わることはありません。
変わるとしたら、検定員の好み的な問題なので、例えば1軸だから減点。なんていう点数の付け方をする検定員はいないと思います。(多分)
僕自身関東地区ではありますが、インストラクター検定会の検定員を何度かしていますが、そのような点数の付け方を意識したことはありませんし、するつもりもないです。
ただ、難しい技術で上手く滑ってきたな!と思えば加点するし、簡単な技術でしかも完成度が低いな。。。と思えば減点する。というような感じになりますね。。
いかがですか?
疑問すべてにお答えできているのか分かりませんが、分からないことがあったら遠慮なくコメントしてくださいね。。
この時期にこういう質問が来るということは、外は暑いですが、気持ちも熱いですね!
夏の間にしっかりとイメージを高めて、さらなる向上に努めていきましょう!
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