イントラ検定&検定員検定 in エーデルワイス


すでに水曜日ですが、19,20日でA,B級インストラクター検定&C級検定員検定がエーデルワイスで行われました。
前日は強風に見舞われ前日入りした受検者もまともに滑れなかったようです。
しかしながら検定2日間は天候も良く、ちょっと固めではありましたが、カービングがし易いバーンだったと思います。
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デラパージュ中の検定バーンを撮ってみました。検定は全てセンターコースで行われました


今回はジャッジで参加していたんですよね。。
検定前にバーンチェックのため検定バーンを一本滑りましたが、板を立てればしっかりグリップする感じの雪質。しかしちょっと固めに感じるため「突っ込める人とそうでない人で技術の差が出そう」とは感じていました。
最初はB級インストラクター受検者からスタート。
全体を通して、はやりちょっと消極的な滑りをしている人が多かったように思います。
A級インストラクター受検者では、しっかりカービングしてくる人が多かったですね。しかしながら、その中でしっかりと運動まで表現できている人はごくわずかでした。
センターコースはコース幅が狭く、ロングターンを綺麗に表現するためにはコース幅いっぱいを効果的に使いたいところです。が、両サイドは圧雪がされていなかったためターン弧調整が難しかったと思います。そのため、全体的にターン弧が小さめ(浅め)の人も多かったですね。
ベーシックカーブショートとダイナミックカーブショート
受検者が多かった割にはバーンが荒れませんでした。やはりバーンが固めで緩みづらい雪質だったんですね。
ロングターンに比べて全体的な完成度は高かったと思います。特にB級のダイナミックカーブはしっかりと表現できている人が多く、練習の成果を感じられました。
フォールスライドとムーンスライド
これはかなりの難易度でしたね。バーン設定が難しかったですから。。前半はほぼ急斜面、後半は緩斜面という斜度変化に戸惑った人も多かったんじゃないかと思います。
特にフォールスライドは、ターン前半でのスピードコントロールができないため、それを嫌って横に板を動かしてしまう人も多くロングターンのようになってしまう人も多かったですね。
フォールスライドは、斜度でターン弧が変わりやすい種目です。急斜面であれば縦長、緩斜面であれば小さい弧になります
それが通常の弧になりますので、無理に均等な弧を作ろうとする必要はありません。斜度に応じたターン弧が作れるようになると良いと思います。
ムーンスライドは、前半でのスライドコントロールができるので均等な弧が作りやすいですが、急斜面のためターン後半でスピードを減速させすぎると、横へのコントロールができなくなってノーズドロップしてしまう人も多かったように思います。
フリーライディング
特にB級のフリーライディングは非常に積極的でした。ロングターンの消極さがウソのような出来映えで、受検者のポテンシャルの高さを十分感じることができました。この技術をロングやショートに活かせれば。。。と思います。
A級受検者はカービングの質は非常に高いのですが、コース幅、斜度変化、構成などを考えればもっと違った滑りを表現できるようになると思います。
エア
それほど大きなキッカーではなかったのでトリックをする人も少なく、逆に言うと小さい割に飛びやすかったので飛び慣れていない人でもそれほど恐怖心は無かったのではないでしょうか?
跳び慣れて加点狙いの人には、残念だったと思いますけどね。。
受検者はB級40名弱、A級50名弱、合格者はB級15名、A級。。。あれ?何人だったけ。。
検定後体調を崩しボーっとしてましたので。。。
C級検定員
受検者が16名というなかで、僕と飯倉ジャッジが採点を行いました。
二人の採点の平均の誤差±0.5を正解とし10名4種目40問で8割を的中させなくていけない超難問。
合格者は半分の8名。C級検定員は難しいですね。
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