春雪での検定 1


yuuさんからのコメントです。
後から解ったのは、2月3月の良い雪で滑ってて、カービングができていると錯覚していた事でした。
今まで内傾に頼ったカービングをしていたと思います。
シャバ雪になるとエッジングできず、全っ然滑れないんです!!
そこでシャバ雪で検定を受ける場合のカービングの注意点を教えて頂けたら嬉しいです。(曖昧ですみません)
そうですね。確かに悩むところです。


春のザラメ雪は強くエッジを立てると潜ってしまって滑りづらくなりますよね。
確かにカービングをしている!っていう感覚も少ないですし、これで検定って。。。いう気持ちも良く分かります。
では、なぜ春の雪は滑りづらいんでしょうか。。。?
カービングをするためには両足均等荷重で角付けと荷重をすることが必要です。
でも、これだけではだめなんです。
大切な事は、
雪からの力を感じているかどうかなんです。
雪からの力。。。。専門的な事は置いておいて、
ハイシーズンの雪は、グリップ力があり、ある程度の固さもあるので、それがボードを支えています。
当然、それが当たり前と感じているので、普段はほとんど意識する事はありません。
しかし、春の雪はボードを支えるだけの力が無いんです。
だから、ハイシーズンの雪と同じように滑っても力の掛け方が違うために滑れなくなってしまうんです。
じゃぁ、どうすれば。。。
本当の所は自分なりの感覚を見つけるのが一番です。
ハイシーズンに雪を感じながら滑るように意識していけば良いのです。
雪が良いと楽しいので、すぐに「わーい!」となってしまいますが、そこを一歩引いて、感じてみましょう
少しずつですが、雪とお友達になれます。(笑)
いろいろな雪を感じることで、春の雪の特性も分かってきます。
この辺は理論ではなくて体で感じたいところです。
とはいえ、目の前に検定があるとしたら。。。。
そんな悠長な事は言ってられないので、意識すべきことを少し。。
どんなに上手なスノーボーダーでも春雪が一番上手に滑れる人はいないと思います。
インストラクターですら、滑りづらいと感じながら滑っています。
検定員もそんなことは十分承知で点数を付けています。
大切な事は、ポジションなんです。
ボードがカービングしていなくても、カービングするためのポジションを習得しているかどうかは滑りを見れば分かります
バッジテストのカービングとはエッジを立てて滑ることではなくて、
ボードの中心付近に重心を安定させてボードをたわませて滑ることを意味します。
その時にボードがずれていても、そんなに大きな問題ではありません。
ボードがずれる時にテールだけを振り出すような動きが無ければ、そんなに大きな減点をされることはありません。
もちろん。
トレーニングによって春雪でもしっかりとカービングできるようにすることは大切です。
スノーボードにとって内傾を取るということは、楽しさの一つでもあります。
しかし、不必要な内傾は自分の上達を妨げることになります。
だって、もっとハイスピードで急斜面を滑る時にはもっと内傾しなければいけないからです。
雪と斜面と相談して必要なバランスを養っていきましょう!
なんて、偉そうなことを言ってますが、ホント春雪って滑りづらいですよねぇ~(同感)
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